高崎市金古町にある
シルクの総合博物館「日本絹の里」へ行ってきました。
こちらは、繭や生糸に関する資料などの展示があり、
群馬県の蚕糸絹業の足跡と絹の素晴らしさを伝えて、
絹文化と蚕糸技術の継承などの重要性を発信しています。
そういう意味では、富岡製糸場がにわかに注目されている今、
関連施設として注目を浴びている場所かもしれません。
私は5月末から始まった企画展示
「海を渡ったシルクとオールドノリタケ」に興味があり
今回訪れました。
入館料が200円ということもあり、
正直言って、たいした展示数はないだろうと、
それほど期待はしていませんでした。
ところが、訪れてびっくり!!
200点以上の素晴らしく貴重なオールドノリタケで、
展示室が埋め尽くされていました!!
こんなに沢山のオールドノリタケの展示を見たのは初めて。
都内だって、これほどの数が一度に見られる展示は
そうそうありません。
学芸員さんも「みなさん、驚かれます」とおっしゃっていました。
オールドノリタケとは・・・
日本の食器メーカー「ノリタケ」の前身、日本陶器が
1800年代末から第二次世界大戦 の終わりにかけて製造し、
主にアメリカやイギリス に輸出された陶磁器のこと。
花瓶などの装飾品や洋食器に
素晴らしい絵付けや繊細な装飾や細工などが施されていて
世界中にコレクターがいる、まさに芸術品。
あまり知られていないのか、土曜日だというのに人はまばら。
これ、都内や横浜そごう美術館などの展覧会だったら、
ものすごい数の人が押し掛ける内容ですよ。
貴重なオールドノリタケが手の届くくらい近い距離で見られて、
しかも写真撮影もOK!
こんなことがあるなんて・・・・
もっと宣伝すればいいのに~絹の里さん!
しかもしつこいようですが、入館料はたったの200円☆
7月14日まで開催していますので
興味のある方はもちろん、群馬の方はぜひ
見に行ってみてください♪
あ、繭や生糸のできるまでのプロセスの展示も面白かったです!
生きた蚕もいて・・・触らせていただいちゃった♪
染色体験などの各種体験学習も充実してるようです。
日本絹の里
高崎市金古町888-1 027-360-6300
9:30~17:00 休館:火曜日、ほか
http://www.nippon-kinunosato.or.jp/
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